金融機関には5の倍数の日は、混んでるから行かないほうがいいよとアドバイスを受けていたので、1日に行くとこれまた、月初めということで混雑。
2日に出かけてみたところ、数名のお客さんがチラホラ。
窓口で手続きをしているととある行員さんから、
「認知症のことや介護のことで、相談受けるのってたいへんですよね。」
「入院とかしている時は、誰に相談すればいいんですかね??」
と相談と言うか、質問をいただいたので、地域医療連携室や医療ソーシャルワーカーさんについて、簡単にお伝えすると少し安心した表情になり、
「施設の備品とかを悪意なく、壊してしまったときの修理とかは本人や家族に請求されるものですか?」
と、具体的な相談へと内容が深まり、施設さんの判断や契約等によりますが、その破損にいたる経緯などによるので、はっきりとは言い切れないとお答えしました。明瞭な答えにはなりませんでしたが、こうした内容は、憶測や通りいっぺんの話しではなく、病気をもつ本人やそのご家族、その人たちを支えようとしているスタッフなど様々な人たちが関わっている中での出来事ですから、慎重にお答えしなければいけないと・・・。
こんな1分足らずのやりとりが、尋ねてくださった方のお役に立てたか分かりませんが、「誰に相談していいのか分からないをなくす」の小さな取り組みの1つなのかと思いました。
※※※このようなことは、日常的な苦情や相談としてご家族と事業所間で行われていることなのかもしれません。以前に、当相談室で開催した講座で、板橋俊幸弁護士が話していましたが、(事業所のリスクマネジメントに関して)
「契約内容や重要事項説明書に記載されたことを理解したうえで、内容を説明し、契約を行っていますか。」
まさか、こんなはずでは。
そんなこと知らなかった。
少しでも、こうした言葉がなくなるといいなと思います。