北海道や日本海側を中心に今年最強の寒波が来ていると報道され、大雪による交通障害やライフラン確保への注意喚起などがされております。
年末年始、ふるさとに帰省し親元で新しい年を迎える予定の方もたくさんいるかと思います。と同時に、きっとその帰省を楽しみに買い物や家の大掃除などされている親御さんたちも多くいらっしゃるかと思います。
天候ばかりはどうにもならないことではありますが、予定していた年中行事となっていることが出来ないことは寂しいものです。
こうした長期休暇で親元へ帰る方の中には、親御さんの様子の変化に気づく機会にもなっていたりします。「あれ、前来た時と違うな?」「いつもと違うかも?」
その一方で、久しぶりに会ったお子さんの前では、心配かけまいと元気に振舞う親御さんもいます。
些細なこと過ぎて気づかないことも、もちろんありますが、もし帰省された際にはこんなことを気にしてもいいのかなということがあります。例えば、家の片付けやお掃除の状態が例年より上手くできていないとか、いつもと料理の様子や味付けが変わったとか、出かけたり、人が訪ねてくる機会がなくなったような様子があるなど、親御さん本人から発信することがあまりないような話題を気にかけておくことが大切かもしれません。
こうして気になったことがあった場合は、親元の行政相談窓口や地域包括支援センターへ相談するということも1つの方法です。また、親御さんのかかりつけ医に受診の際に同席し相談するなども1つです。
いずれにしても年末年始は、世間は何かと忙しなく動いているなかで、ふるさとでの貴重な時間を過ごすから、あまり細かな事を気にせず過ごしたいと思いますが、親子でしか気づくことのできない点を気にかけてみるのはいかがでしょうか。